2021年06月03日配信
業種は公開できませんが、多彩な商品をメーカーから仕入れ、一般消費者に向けて販売を行っているお客様より、商品のデザインによって形状ごとに分類、管理を行っているが、微妙なデザインなどはメーカーが独自に分類をしたり、仕入れ担当者が独自に解釈した分類を行っていいたため、基準が曖昧となり、分類内容の統一性を保つのが困難でした。そのため、ECサイトや店舗では、お客様への提案対象から外れてしまい、購入機会を逸する問題がありました。ご要望では、「分類基準を明確にしつつもお客様に提案する商品は分類だけでなく、嗜好性に合わせて柔軟な提案を行えるようにしたい」といったご要望でした。
まずは人による曖昧な分類基準を解決するために、AIによる形状判断を提案しました。およそ1年をかけてプロトタイプAIでの検証を実施。良い結果を得られたため、お客様にご協力をいただき数万点の学習用画像を準備ました。そのおかげで、さらなる学習精度の向上を図ることができ、AIによる形状解析、分類を実現することができました。形状分析AIのおかけで、商品の自動分類だけでなく、似た形状の商品を検索するといった、今までにない商品検索を実現することができました。
AIによる客観性を持った基準により商品分類の統一化を実現。更に形状分析による、従来の利用者の主観に頼った商品検索では提案できなかった商品も、利用者に提案できるといった、新しいサービスを提供することができました。今後も、利用者の嗜好性などの様々な情報を特徴分類AIと組み合わせることで、AIが活躍する分野がますます広がることと期待しています。
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